アフリカの価値を、ものづくりを通じて世に伝えたい。
私たちは価値を「再定義」したいのではありません。そこに確かに存在する価値が、いま十分に伝わっていない。だからこそ、正しく届けたいのです。「アフリカ」と聞くと、先進国に暮らす多くの人が、貧困や干ばつ、途上国といったイメージを思い浮かべます。その印象がアフリカの全てなのでしょうか。
アフリカは人類の発祥の地であり、豊かな自然と多様な文化を抱く大陸です。資源だけでなく、創造性と技術を持つ人々が、今も各地で手を動かし、暮らしをつくっています。Uzuriは、この豊かな大陸を象徴するような「ものづくり」を目指し、背景にある歴史や物語とともにプロダクトを届けます。人類の最古の歴史がアフリカから始まったこと、その事実と誇りを、現代の暮らしの中で実感できるかたちにすることが、私たちの使命です。
同時に、雇用機会不足やインフラ不足など、アフリカ大陸に課題が多いことも事実です。
「私たちの子供は学校に行けていない。彼らには未来がある。どうか、この現状を変えてほしい。」
これは、Uzuriの創業者がケニアの農村で出会った一人の女性から受け取った、切実な言葉でした。
アフリカの多くの地域では、安定した職に就けない人々が数多く存在し、雇用機会の不足が貧困の主要な原因となっています。毎年1,000万人以上が労働市場に新たに加わる一方で、その約70%にあたる人々が安定した仕事を得られていないと言われています。これにより貧困の負のサイクルが続き、教育を受けられない子どもたちが次の世代に困難を引き継いでしまう状況が生まれています。
この問題に向き合うため、私たちは「機会を全ての人へ」というビジョンを掲げ、Uzuriを設立しました。私たちの目指すのは、先進国市場で「Made in Africa」の製品の消費を促し、現地で持続可能な雇用を生み出すことです。未来ある若者が夢を抱いても、そこへアクセスできる手段が限られている現実に対し、私たちは「つくる」ことで道を拓きたいと考えます。
製造業は、年齢・性別・学歴・障害の有無にかかわらず、適切なトレーニングを受ければ多くの人が従事できる、雇用吸収力の高い産業です。農業と比べて気候変動の影響を受けにくく、安定した雇用を提供できる点でも、アフリカにおける雇用拡大の重要な手段になり得ると私たちは考えています。Uzuriは、ものづくりのプロセスそのものを通じて現地に仕事を生み、機会を提供することに取り組みます。
美しさと誇りを手渡すことが、次の仕事を生み、次の未来へつながる。
私たちは、その循環をつくります。
そして最後に、私たちはこの言葉を、何度でも原点として胸に刻みます。
「私たちの子供は学校に行けていない。彼らには未来がある。どうか、この現状を変えてほしい。」
Uzuriは、この声に応えるために存在します。