コレクション: AAKS

A A K S は、デザイナーのアコスア・アフリエ=クミによって設立されました。彼女が最も愛するガーナの女性たちの織りの技術を世界に広め、エシカルな生産への意識を高め、ファッション業界における持続可能な消費を促すことを目指しています。

ガーナで一点一点手作業で生み出される A A K S のバッグは、アフリカ特有の鮮やかな色彩をまといながら、織りという伝統的な芸術のルーツを大切に守り続けています。

ブランド哲学の核となるのは3つの柱ー緻密なクラフトマンシップ、倫理的かつ持続可能な生産への姿勢、そして大量生産にはない高品質な仕上がり。
コレクションごとに異なるシルエットは、色・形・ディテールを通じて唯一の物語を語りかけます。アコスア自身がすべての工程に関わり、A A K S の名にふさわしい精神と魂が宿ることを保証しています。

ガーナの小さな村。広大なサバンナに点在する集落の中で、一本の大きなバオバブの木の下に女性たちが集い、笑い声を交わしながら手を動かしています。色とりどりのラフィアを巧みに操るその指先は驚くほど精緻で、何世代にもわたり受け継がれてきた織りの知恵を映し出しています。

この地域特有の技術こそが、A A K S の原点です。バッグはすべてラフィアで織られ、裏地にはリネンやコットンを使用し、最後にレザーで仕上げられます。完成までに約10日を要するその工程は、伝統を大切にしながらモダンな美学を融合させたクラフトマンシップの証です。

一点一点が手仕事であるため、バッグには作り手の指の跡が刻まれ、真正性を示すタグが添えられています。質感や色合いのわずかな違いも、唯一無二の魅力としてデザインに活かされています。

A A K S では常に新しい素材に挑戦しつつも、すべてのバッグにガーナの家族農家が環境に配慮して収穫したラフィアを使用しています。端材も無駄にせず、小さなバッグやポンポン、アクセサリーへと活かしています。独自に調合された染色プロセスにより、シーズンごとにしか出会えない特別な色彩が生み出されているのです。